レジデンシャル浦安集合住宅

物件情報

南側の佇まいは、ガラスの箱が積層するように４スパン分のバルコニーを持ち出し、その間を編むように白いマリオンが空へと伸び上がるデザインとしました。南側の採光に輝く軽やかな外観になるように、白や透明感のある素材を前面に用い、バックは暗いカラーとすることでコントラストが生まれ、バルコニーの突出感・マリオンの垂直性を最大限活かすデザインとしています。エントランスアプローチの基壇部については、ボーダータイルで重厚感を与えると共に、構えを大きく二層に見せるため３階スラブの鼻先をダークグレーの吹付で仕上げ、L字のフレーム感を与えています。

共用部の天井や床仕上げは家具を含め木調でまとめることで、居心地が良く温かみのある空間を目指しました。風除室を抜けた正面のアイストップには光壁を設け、浦安の海を象徴したアートパネルを用いています。折り上げ天井は、個々の空間ごとに白い天井+間接照明を設けると共に南北に長いエントランス空間を一つにまとめるようなデザインにしています。