こんにちは。
今年入社しました、インドネシア出身の新入社員です。
入社から半年が経過して、日本の生活や仕事に少しずつ慣れてきました。
それでも日本での仕事は毎日新しい発見があるため、日々精進しております。
私はお寺や神社などの建築に興味があり、日本に来てからは休日に様々な仏教寺院を訪れています。
インドネシアの寺院と比べると、形や雰囲気が大きく異なり、建築の多様性を感じています。
例えば、インドネシアで有名な仏教建築の一つにボロブドゥール寺院があります。
石造りで、壁には仏教の物語を描いた細かいレリーフがびっしりと施されています。
一年中温暖な気候のため、建物は開放的であり、自然と一体になったような壮大さを感じます。


一方、日本の仏教寺院では木造建築で、自然との調和を大切にした落ち着いた雰囲気がある印象を感じます。
愛知県名古屋市にある熱田神宮では、光と影のコントラストや、季節によって変わる景色も魅力の一つで、
樹木や空間から静かで深い精神性を感じることができます。


同じ「祈りの場」であっても、文化や気候によって建築の姿は大きく異なります。
こうした様々な違いを学ぶことで、建築や文化についてさらに理解を深め、日本での経験を通じて視野を広げていきたいと思います。
冬の美しい景色を楽しみながら、寒さに負けず元気にお過ごしください。

