こんにちは。
皆様、初めまして。
私は今夏より三輪設計に入社した者です。
前職では施工管理職に従事しておりました為、設計業務についてはまだまだ疎く、
今後とも精進して参りますので皆様よろしくお願い申し上げます。
今回は、私が初めて参加しました集合住宅の「監理者検査」についてご紹介します。

正面四車線道路より施工中建物遠景

施工中建物共用廊下より現場内遠景

施工中建物共用廊下よりツインコリドール部
この現場は敷地面積が1万㎡を超え、5棟の建物からなる大規模なものでした。
前職で配属された現場とは比較にならない程で、目新しい資機材等やその規模に圧倒されました。
そして何より、この検査は「監理」と「管理」の違いについて多くの学びを得る場となりました。
読み方は同じ「かんり」ですが、意味は違います。
「監理」とは、建築主の代理人として工事が設計図書の通りに行われているかを、各工程において確認することです。
そして「管理」は、施工者として建築主から請負った工事の安全・品質・工程・原価といった広い範囲について検討し、建物の完成を目指すことで工事現場に常駐します。
今回の検査は管理者としてしか現場を見たことがない私が、
その検査における監理者として求められる姿勢がどのようなものか常に思案しながらのものとなりました。
両者とも建物を完成させるという目的は同じであっても、
建築への関わり方が違う以上、個々の検査等における双方の着目点が異なることに理解を示す必要があると感じました。
まだまだ監理としての現場の見方というものに不慣れではありますが、
品質を守り、安全で快適な建物を届けられるよう「監理」の役割を全うして参ります。
最後までお読みいただきありがとうございます。

