皆様こんにちは。
昨年4月に入社しました、2年目社員の大石健一です。
今月最初の日曜日。
お店の人に招かれて、新装開店した【LALIQUE】に行ってきました。
場所は松坂屋名古屋店本館6階。
ご存知の方も多いと思いますが、松坂屋名古屋店は大規模リニューアルを進めており、昨年の11月頃から本館3階4階、北館地下1階の雰囲気が一新し、ラグジュアリーとかプレミアムとかと形容される感じで、新装オープンしてきました。
この工事も今年に入って第二期となり、4月から本館5、6、7階、8階の屋上遊園にいたるまで改修工事が進み、今秋まで続くようです。
今回は、本館6階に行ってきました。
ヨーロッパメーカーの有名な食器や、和製陶磁器のノリタケ、大倉陶園、深川製磁といった、良質の食器を取り揃え、輪島塗りをはじめとする和食器も多く並んでいます。
今回は【LALIQUE】です。【ラリック】と読みます。
創業者はフランスのガラス工芸家、金細工師、宝飾デザイナーである「ルネ・ラリック」。クリスタルガラスの花瓶やグラス、照明器具、ジュエリー、香水を商品展開しています。他にアートのカテゴリーがあります。
【LALIQUE】アートカテゴリー8名のデザイナーに【ザハ・ハディド】の名前があります。
お店の方に、
「今日は見ていただきたい商品があるんです。【ザハ・ハディド】の作品なんです。」と紹介を受け、「ああ、アンビルドの女王と呼ばれるあの方ですか?」と私。
お店の方 「よくご存じですね」
私 「ええまあ、有名ですからねぇ」
一度作品の前を通った時には、それと気づかなかったことにやや後ろめたさを感じつつ、妻と見入りました。
「3点あったうち1点は売れてしまいまして、2点しかお見せできないのですが」と申し訳なさそうな店員さん。
国立競技場のコンペをはじめとする、建築作品に見られる特徴のある曲線は「ザハの作品」を感じます。
ザハ氏が建築以外の作品を世に出していることを存じませんでしたし、それが百貨店の売り場に「撮影不可」も「don’t Touch」の表示もなく無造作に展示され、少し違和感をおぼえました。
「上階の松坂屋美術館に展示した方が、しっくり来そうですね。」と私。
「そうなんですよ、これらの作品はほぼ1点もので、今回のリニューアルオープンに合わせて展示しています。」とお店のかた。とてもありがたい気分でした。
翌日の月曜日。ザハ氏の作品は2度と見ることが出来ないかも知れないと、売り場に向かい写真を撮ってきました。
その一部が、冒頭の写真です。
なんだか、得した気分を味わった日でありました。
ここまでお読みいただきましてありがとうございました。