こんにちは、今年4月に入社した設備室スタッフです。
今回は、先日行われた「共同住宅の新築工事・監理者検査」についてご紹介します。
建物全体の外観です。足場は撤去済みで、共用部の仕上げが進行中です。
設計図に沿った美しいラインがしっかり現れています。
この写真も、監理者検査当日に撮影した建物1階外部の外観です。共用部内装工事はまだ一部進行中ですが、建物本体はほぼ完成。
監理者検査とは?
「監理者検査」は、設計図通りに工事が進んでいるかどうか、建築士(工事監理者)が現場を確認する重要な工程です。
建築基準法に基づく中間・完成検査等とは別に、建築士法に基づき、工事監理者が行う「設計図書と工事の照合・確認」という工事監理に関する業務です。
今回の共同住宅では、以下のような点を重点的に確認しました。
・設備配管・機器の納まり
・断熱・気密施工の精度
・仕上げ材の施工状況(クロス・建具・床材など)
・共用部設備(インターホン、照明、手すり等)
現場での所感
現場は非常に整理されており、各業者の連携も良好。
全体的に精度の高い仕上がりでした。
最後に
監理者検査は、工事監理者の目で最終確認を行う非常に重要なステップです。
この検査を丁寧に行うことで、後の引き渡し後のトラブルを最小限に抑え、居住者に安心・安全な住まいを届けることができます。
今後もこうした工程を一つひとつ丁寧に監理していきたいと思います。