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オリパラ後のレガシー(監理室スタッフ)〈東京本社〉

2021/10/2

コロナ禍の影響で1年の延期後、なおも収まらない感染者の増加で開催自体に賛否の声もあった

オリンピック・パラリンピック東京2020が閉幕しました。

私にとってはこれまで自分自身が知らなかった競技に触れることのできた機会でもありました。

 

オリンピックではスケートボードやスポーツクライミング、サーフィンなど、これまでのスポーツの枠がさらに広がり、

パラリンピックでは車いすや義足などの器具も用いるなど、個々の身体的特徴を駆使し、新しい方法、体の使い方など、

これまでにない視点からの発見がありました。

 

いずれも人間の身体的可能性の拡張を感じるものでした。

そして多様性の意味、ひとの好きなこと・できること・得意なことは人それぞれだからこそ良いんだと再認識させてくれました。

 

特にパラ選手を見て感じたのは、身体に障害をもっても、できないことを嘆くのではなく、

できることは何かを考え、それを突き詰めること、そしてその部分でのスペシャリストになるという強い意志です。

 

今の時代、ひとりの人間がすべてのことを完璧にこなすことはほとんど不可能です。

自分のできること、得意なこと、好きなことに力を注ぎ、苦手なことは他の人の手を借りる。

これは障害の有無、スポーツに関わらず、あらゆることに共通するように思います。

 

写真の国立代々木競技場は、1964年東京オリンピックの代表的なレガシー(遺産)で、

今回はハンドボール、車いすラグビー、パラバドミントンで使用されました。

 

TOKYO2020から次の時代に私たちが残していくべきものは何か。

新しくつくられた建物〔ハード〕だけではなく、今回触れることのできた新しい世界、多様な思考・価値観といった、

〔ソフト〕であるのかもしれません。